御所の湯(城崎温泉 外湯)
城崎七外湯の中で最も人気の外湯。京都御所を模した建物に、裏山の滝を望む「滝の露天風呂」とガラス屋根の「天空風呂」がある。2020年に大改修され設備は新しい。宿泊者は「ゆめぱ」で全外湯が無料になるため、浴衣姿で巡る人で夕方は混み合う。朝7時からの営業なので朝一番が狙い目。
浴衣で歩いて何軒も回れる街。
城崎の七つの外湯、野沢の十三の外湯、渋温泉の九湯めぐり――浴衣に下駄で温泉街を歩き、外湯をはしごする「湯めぐり」は日本の温泉文化の醍醐味です。宿に泊まれば無料や割引の湯めぐり手形が付くことも多く、日帰りでも共通券が買えます。
この一覧は、外湯めぐりの拠点になる共同浴場や、湯めぐり手形が使える施設を集めました。1か所10〜15分、湯上がりに温泉街を散歩して次へ。のぼせないよう水分補給を忘れずに。
城崎七外湯の中で最も人気の外湯。京都御所を模した建物に、裏山の滝を望む「滝の露天風呂」とガラス屋根の「天空風呂」がある。2020年に大改修され設備は新しい。宿泊者は「ゆめぱ」で全外湯が無料になるため、浴衣姿で巡る人で夕方は混み合う。朝7時からの営業なので朝一番が狙い目。
野沢温泉に13ある外湯の中心的存在で、温泉街の真ん中に建つ湯屋造りの共同浴場。江戸時代から続く地元の「湯仲間」が毎日清掃し、料金は入口の賽銭箱に寸志を入れる。あつ湯・ぬる湯の2槽で、ぬる湯でも42℃以上と熱い。水で埋めるのはマナー違反なので、かけ湯で体を慣らしてから短時間で。石鹸・シャンプーはない。
日本三名泉・下呂温泉の中心街にある公共浴場。pH9を超えるアルカリ性単純温泉は肌がぬるっとする「美人の湯」で、470円と手軽に入れる。内湯のみのシンプルな造りで、地元の人の利用も多い。旅館3軒の湯に入れる「湯めぐり手形」(1,500円)と組み合わせて巡るのが定番。下呂駅から徒歩10分。
杉の木札「入湯手形」1枚(1,500円)で、黒川温泉の旅館26軒あまりの露天風呂から好きな3か所を選んで入れる仕組み。有効期限は半年で、シール1枚は飲食・土産にも使える。各旅館の受付時間はおおむね8時30分から21時だが宿ごとに異なり、清掃や満室で休止する日もある。手形は各旅館と旅館組合「風の舎」で購入。
明治時代の総湯を忠実に復元。ステンドグラスと九谷焼タイルの浴室で、洗い場なし・湯に浸かるだけの昔の入り方を体験する。隣の総湯との共通券が得。
江戸時代の医師が「天下一」と評した城崎の看板外湯。岩をくり抜いた洞窟風呂が名物。歌舞伎座風の建物が温泉街の目印。
城崎温泉駅から徒歩すぐ、7つの外湯の中で最も駅に近い。玄関灯篭をモチーフにした六角形の大窓が印象的で、内湯のみのシンプルな造り。
外湯の中で最も小さく、最も熱い湯。柳並木の大谿川沿いに建つ木造の湯屋で、地元客と肩を並べる素朴な体験ができる。午後3時オープン。
城崎温泉発祥の伝説を持つ外湯。裏山の緑を眺める檜の露天風呂と、桶風呂が人気。温泉街の奥にあり比較的空いている。午後3時オープン。
加盟旅館の中から好きな3軒の風呂に入れる木札の手形。タオル・巾着袋付きで2,500円、有効期間6か月。宿ごとに日帰り受付時間が異なるので、購入時に一覧表で確認を。
別府駅から徒歩5分、別府八湯温泉道の第4番にあたる市営共同浴場。建物は新しいが、洗い場はなく浴槽から湯を汲んで体を洗う別府伝統のスタイル。あつ湯・ぬる湯の2槽で250円、朝6時30分から。
黒川温泉街から車で5分の奥黒川、渓流と一体になったような開放感で黒川随一と評される露天「幽谷の湯」を持つ宿。立ち寄りは10〜15時・600円(入湯手形1,500円でも可)、貸切風呂は50分2,500円で夜8時まで。
温泉街を見下ろす高台に立つ旅館。青みがかった湯の露天「たけ湯」が名物で、立ち寄りは10時30分〜21時と黒川で最も遅くまで受け付ける貴重な宿。700円、入湯手形利用可。貸切風呂は50分2,500円(当日フロントで空き確認)。
福島駅から私鉄で25分、松尾芭蕉も浸かったと伝わる飯坂温泉の象徴的な共同浴場。日本最古級の木造共同浴場の姿を1993年に忠実に再現した御影石の浴槽に、45℃を超える熱い源泉がかけ流し。地元の人は水で埋めず、観光客には案内がある。400円、朝6時から。石鹸・シャンプーはなし。9つある共同浴場めぐりの起点に。
有馬・草津と並ぶ「日本三大薬湯」に数えられる松之山温泉の中心にある公共日帰り施設。約1,200万年前の海水が地熱で温められた化石海水で、塩分と油分を含む熱めの湯が体の芯まで温める。内湯と小さな露天があり、大人600円(17時以降500円)。豪雪地帯ゆえ冬は雪見風呂に。温泉街の宿泊客の湯めぐりにも使われ、奇祭「むこ投げ」の会場も近い。
蔵王連峰の宮城側の玄関口・遠刈田温泉のシンボル的な共同浴場。木造の湯小屋風の建物に、44℃前後の「あつい湯」と42℃の「ぬるい湯」の2槽が並ぶ内湯のみの潔い造りで、開湯400年の源泉をかけ流す。ナトリウム・カルシウム硫酸塩・塩化物泉は切り傷や皮膚病に良いとされ、湯上がりの保温力が高い。大人400円、9:00〜20:30。裏手に源泉と遠刈田神社、前には無料の足湯があり、こけしの里の散策と合わせて。
熊野古道とともに世界遺産に登録された、入浴できる唯一の世界遺産温泉。開湯1800年、日本最古の湯と伝わる湯の峰の谷川沿いに建つ小さな湯小屋で、天然岩をくり抜いた湯船は大人2人でいっぱい。硫黄の香る湯は1日に7回色を変えるとされ、熊野詣の湯垢離場として使われてきた。30分交代の貸切制で大人800円、受付は公衆浴場(6:00〜21:00)。休日は数時間待ちも珍しくないので、順番待ちの間に湯筒で温泉卵を茹でるのが定番。
山陰の山あいに石段と木造旅館が重なる有福温泉のシンボル。1928年築の洋風アーチ窓が印象的な鉄筋の外湯で、無色透明のアルカリ性単純泉を加水なしでかけ流す「美人の湯」はぬるりとした肌触りが特徴。大人400円で石けん・シャンプー付き、7:00〜22:00と朝風呂も可能。1時間1,200円の家族湯もあり、2階の畳の休憩室には戦前の写真が並ぶ。車が入れない坂の温泉街には「さつき湯」「やよい湯」の外湯もあり、3湯めぐりが楽しめる。
乳頭温泉郷の路線バス終点にある、ブナの原生林に囲まれた一軒宿。名の由来は近くの沢に沢蟹が多かったことから。乳頭温泉郷では珍しい無色透明の重曹炭酸水素塩泉で、白い湯の花が舞う優しい肌ざわり。宿舎から約50m離れた林の中にある混浴露天風呂「唐子の湯」が名物で、雪見の季節は幻想的。ほかに木風呂と岩風呂の男女別内湯がある。日帰り入浴は9:00〜16:30で大人800円。7つの宿を巡れる「湯めぐり帖」(2,500円・1年有効)の対象で、鶴の湯・妙乃湯などと組み合わせるのが定番。田沢湖駅からバス約50分「乳頭温泉」下車すぐ。
「信州の鎌倉」と呼ばれる上田・別所温泉に3つある外湯(共同浴場)の一つ。池波正太郎『真田太平記』に登場する真田幸村の隠し湯として知られ、天然の岩をそのまま生かした浴槽に、ほのかに硫黄が香る弱アルカリ性の湯がかけ流しで注がれる。営業は6:30〜21:30(受付21:00)、火曜定休、入浴料は大人300円と手頃で、無料の鍵付きロッカーあり。石湯のほか大湯(第1・3水曜休)、大師湯(第1・3木曜休)と外湯巡りができ、北向観音や安楽寺八角三重塔(国宝)まで徒歩圏。上田電鉄別所線 別所温泉駅から徒歩10分。
黒川温泉街の中心から車で5分、筑後川源流のせせらぎだけが聞こえる森の一軒宿。約3,000坪の敷地に混浴露天「もやいの湯」と女性専用露天「四季の湯」が点在し、二つの自家源泉をかけ流す。内湯の湯は微かに青みを帯びる。日帰りは露天風呂のみで8:30〜21:00、大人600円。黒川名物の「入湯手形」(1,500円で3か所)も使えるので、温泉街の宿と組み合わせて巡るのが定番。湯上がりの無料休憩コーナーあり。不定休なので事前に電話確認を。
越後湯沢で最も歴史のある共同浴場。川端康成が『雪国』を執筆した旅館の近くにあり、康成自身も通ったと伝わる。湯船は5〜6人でいっぱいの小ささだが、湯沢では貴重な硫黄の香る源泉かけ流しで、湯沢の外湯めぐり5か所の筆頭格。料金は入湯税込み大人850円(2026年改定)、営業10:00〜21:00(受付20:30)、火曜定休。石けん・シャンプー備え付け、タオルは販売200円。越後湯沢駅から徒歩25分の坂の上にあり、ガーラ湯沢駅からなら徒歩10分。駐車場は10台のみ。
開湯1,100年、山口県長門市の山あいに残る昔ながらの湯治場・俵山温泉。旅館に内湯がなく、宿泊客も浴衣で「町の湯」「白猿の湯」の2つの共同浴場に通う「外湯文化」が今も生きている。白猿の湯はそのうち新しい方の施設で、源泉そのままのぬるめの1号湯、加温した熱めの2号湯、露天風呂の3つの湯船があり、pH9.9のとろりとしたアルカリ性単純泉を体感できる。料金は大人850円、営業12:00〜21:00で火・水・木曜が定休(町の湯は6:00〜22:00・650円で毎日営業)。入口階段の途中に無料の足湯もある。長門湯本駅からバス約20分。
湯けむりが立ちのぼる別府・鉄輪温泉のメインストリート「いでゆ坂」の中ほどにある、地元組合が運営する共同浴場。脱衣所と浴室が一体になった別府らしい造りで、メタケイ酸を多く含むナトリウム塩化物泉が熱めにかけ流されている。外来者の料金は湯銭ではなくコインロッカー代の100円だけという驚きの安さ。営業は6:30〜21:00で無休。石けん・シャンプーはなく、洗い場も最小限なので、地元の作法に倣って静かに短時間で。目の前の広場にはトイレがあり、徒歩2分の地獄蒸し工房鉄輪や海地獄と合わせて鉄輪散歩の途中に立ち寄れる。別府八湯温泉道のスタンプ対象。
真っ白な砂浜で有名な白良浜の目の前に建つ、白浜町営の外湯。番台のある昔ながらの銭湯風の造りで、2階の浴場の大きく開けた窓からは白良浜と青い海、空が一望できるという、観光地とは思えない420円の絶景風呂。源泉「生絹湯(すずしゆ)」66.8℃のナトリウム塩化物泉をかけ流しで使い、強い塩味の湯は湯冷めしにくい。営業は9:00〜11:00と14:00〜21:30(最終入場21:00、7〜9時は町民専用)、木曜定休。石けん・シャンプーは40円で販売、ドライヤーはない。崎の湯・牟婁の湯と並ぶ白浜の外湯めぐりの一つで、海水浴の後に砂を落として入るのが地元流。白浜駅からバス約15分「白良浜」下車すぐ。
開湯1,200年、山形県大蔵村のカルデラの底に旅館が肩を寄せ合う湯治場・肘折温泉。その温泉街のちょうど真ん中に建つ、外来者が入れる唯一の共同浴場が「上の湯(かみのゆ)」。番台のある小さな浴場で、ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉のやや熱めの湯がかけ流され、湯船の隅には薬師様が祀られている。料金は大人400円(温泉街の宿泊者は無料)で、営業は8:00〜18:00(冬期は17:00まで)、木曜午前は清掃のため入浴不可。毎朝5〜6時頃から立つ朝市(4〜11月)と組み合わせるのが肘折流。冬は日本有数の豪雪地帯で、雪の壁に囲まれた温泉街を歩くだけでも旅情がある。新庄駅からバス約55分。
熊本と大分の県境、杖立川の両岸に宿が連なる杖立温泉は、応神天皇の産湯に使われたという1,800年の伝説をもつ古湯。「元湯」はその発祥とされる共同湯で、川沿いの遊歩道に面した岩壁をくり抜いたような半露天の湯船が一つあるだけの、混浴・無料・24時間という潔い施設。約98℃の高温泉を冷ましたナトリウム塩化物泉は、湯上がりの肌がしっとりする。脱衣スペースは簡素で目隠しも最小限なので、湯浴み着やタオル巻きで入る人が多く、早朝や夜が狙い目。杖立名物の「背戸屋(せどや)」と呼ばれる路地の散策や、5〜6月に川を渡す3,500匹の鯉のぼりと合わせて訪ねたい。日田駅からバス約50分。
大分・日田市の玖珠川沿いに湯けむりが上がる天ヶ瀬温泉は、別府・由布院と並ぶ「豊後三大温泉」の一つ。川原に点在する共同露天風呂が名物で、「薬師湯」はそのうち最も入りやすい一つ。岩組みの湯船が一つだけの混浴で、無人の料金箱に100円を入れて入る。源泉75℃の単純硫黄泉を加水して適温にし、ほのかな硫黄の香りと対岸の温泉街の眺めが楽しめる。営業は10:00〜22:00で無休、バスタオル巻きOKなので初心者でも挑戦しやすく、夜は照明が灯って雰囲気がよい。2020年の豪雨被害から復旧した温泉街の散策と、川沿いの他の露天(神田湯・駅前温泉など)めぐりも。JR天ケ瀬駅から徒歩約10分。
開湯1,300年、加賀温泉郷・山代温泉の中心「湯の曲輪(ゆのがわ)」に建つ公共浴場。加賀では共同浴場を「総湯」と呼び、旅館の宿泊客も浴衣で通うのが習わし。老舗「旧吉野屋旅館」の門を移築した入口が目印で、館内は広く清潔、大きな浴槽が一つに加水なしの新鮮な湯(ナトリウム・カルシウム硫酸塩・塩化物泉)がかけ流されている。料金は大人500円、営業6:00〜22:00、第4水曜の午前のみ休み。向かいに建つ明治時代の総湯を再現した「古総湯」(700円)との共通券は900円で、九谷焼のタイルとステンドグラスの浴室と入り比べるのが定番。石けん類は販売のみ。加賀温泉駅からバス約10分。
伊東温泉の共同浴場「七福神の湯」の中で最も古い歴史をもつ地元の湯。江戸時代には三代将軍徳川家光に湯を献上したと伝わる由緒ある源泉で、現在は区営の和田湯会館として営業。男女別の内湯のみの簡素な造りだが、無色透明の単純温泉がかけ流しで注がれ、地元の常連が集う昔ながらの銭湯の空気を味わえる。料金は大人400円・小学生以下200円、営業14:00〜22:00、水曜定休(偶数月は連休あり、要確認)。石けん・タオルは販売のみで持参が基本。JR伊東駅から徒歩約15分、東海館やキネマ通りの散策とあわせて七福神の湯めぐりの一軒に。駐車場は11台。
山口県長門市、開湯1100年余りの湯治場・俵山温泉にある2軒の外湯の一つ。俵山は宿の多くが内湯を持たず、湯治客は今も浴衣姿で外湯に通う昔ながらの温泉街で、「町の湯」はその暮らしの中心。とろりとした肌ざわりのアルカリ性単純温泉が源泉かけ流しで注がれ、飲泉場もある。湯船は内湯のみの簡素な造りだが、朝6:00から夜22:00まで通しで開き、大人650円と手頃。要予約の貸切家族湯(3名3,500円、8:00〜21:00)も併設。定休日はなく、7月・12月の大掃除時のみ休業。もう一軒の「白猿の湯」(850円、露天あり)は火〜木曜休みなので、平日は町の湯が頼りになる。JR長門市駅からバス約25分「俵山温泉」下車徒歩3分。
世界遺産・石見銀山の積出港として栄えた温泉津の、開湯1300年と伝わる発祥の湯。町並み保存地区の一角に建ち、狸が傷を癒していたという伝説をもつ。浴室には源泉が直接注がれる「熱い湯」と少し冷ました「ぬるい湯」の二つの湯船があり、ぬるい湯でも43℃前後。茶褐色の湯の花が舞う濃いナトリウム・カルシウム塩化物泉は療養泉として名高く、飲泉もできる。料金は大人450円・小人200円、朝6:00〜20:00、不定休(第3月曜は15時以降休み)。石けん類は備え付けなし、シャワーもないので昔ながらの作法で。もう一つの外湯「薬師湯」(500円)との入り比べが定番。JR温泉津駅から徒歩約20分またはバス5分。
国立公園内で掘削ができないため、すべての湯が自然湧出という雲仙温泉。その温泉街の外れにある小さな共同浴場で、地元では「だんきゅう風呂」の名で親しまれる。小判型の深い湯船が一つだけ、酸性の硫化水素泉が新鮮なままかけ流され、季節や日によって白濁したり透明に近かったりと表情が変わる。温度は43〜44℃と熱め、ほのかな硫黄の香り。料金は大人200円・子ども100円、営業9:00〜22:00、火曜定休。ドライヤーやアメニティはなく石けんは販売のみ、ロッカーあり、駐車場は4台。雲仙地獄めぐりのあと、観光客向けの大型浴場とは違う土地の湯を200円で味わえる貴重な一軒。
養老2年(718年)に泰澄大師が開いたと伝わる北陸最古の温泉地、小松市粟津温泉の中心にある共同浴場。世界最古の宿として知られる「法師」の向かいに建ち、加賀温泉郷(山中・山代・片山津・粟津)の「総湯めぐり」の締めくくりにふさわしい素朴な一軒。無色透明で肌になめらかなナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(弱アルカリ性・高温泉)は熱めで、地元の人と肩を並べて浸かれば体の芯までしっかり温まる。露天風呂やサウナはなく内湯のみのシンプルな造りだが、それだけに湯そのものの良さがわかる。料金は大人500円・小学生150円・幼児70円、営業8:00〜22:00(最終受付21:30)、火曜定休。駐車場10台。JR粟津駅から小松バス粟津温泉行きで「粟津温泉北口」下車徒歩2分、北陸道 加賀ICから車約15分。那谷寺、ゆのくにの森、小松の航空プラザとあわせて。
東京駅を設計した辰野金吾による朱塗りの楼門(国重要文化財)で知られる武雄温泉。楼門をくぐった先には元湯・蓬莱湯・鷺乃湯の3つの大衆浴場と貸切の殿様湯・家老湯があり、その中で唯一露天風呂とサウナを備えるのが「鷺乃湯」だ。白鷺が傷を癒したという開湯伝説にちなむ名で、無色透明でさっぱりとした弱アルカリ性単純温泉は湯上がりの肌がなめらか。石造りの内湯に加え、岩組みの露天と高温サウナ・水風呂、休憩室があり、朝6:30から深夜24:00(受付23:00)までという営業時間の長さも旅行者にうれしい。料金は大人740円・3歳〜小学生370円、無休(12月中旬にメンテナンス休業あり)。ボディソープ・シャンプー備え付け、タオルは販売。西九州新幹線 武雄温泉駅から徒歩約12分。武雄市図書館や御船山楽園、嬉野温泉とあわせた佐賀の温泉旅の起点として。
橘湾に沈む夕日で知られる長崎県雲仙市の小浜温泉。源泉温度約100℃・日本一の放熱量を誇る海辺の湯の町に、市が運営する昔ながらの共同浴場が「浜の湯」だ。番台のある銭湯そのままの造りで、深めの浴槽に「あつ湯」と「ぬる湯」の2種類、アルカリ性単純温泉がたっぷりと注がれる。石けんやシャンプーの備え付けはなく(小袋を販売)、あるのは湯だけという潔さが温泉好きに愛されている。料金は6歳以上150円(雲仙市民100円)、6歳未満無料と驚くほど安く、営業6:00〜22:00(受付21:30)、不定休。近くの「夕日の広場」駐車場を無料で使え、駐車場10台。海沿いには日本一長い105mの足湯「ほっとふっと105」や蒸し釜もあり、脇浜共同浴場(200円)とはしごするのも楽しい。島原鉄道と島鉄バスで諫早駅から約1時間、長崎市街から車約1時間。雲仙温泉の山の湯と海の湯を一日で味わう旅に。