和倉温泉 総湯
能登の海から湧く塩分の濃い湯を500円で。2024年能登半島地震後も営業を続ける温泉街の拠り所。露天と内湯、休憩スペース。
能登の海から湧く塩分の濃い湯を500円で。2024年能登半島地震後も営業を続ける温泉街の拠り所。露天と内湯、休憩スペース。
明治時代の総湯を忠実に復元。ステンドグラスと九谷焼タイルの浴室で、洗い場なし・湯に浸かるだけの昔の入り方を体験する。隣の総湯との共通券が得。
松尾芭蕉が「扶桑三名湯」と讃えた山中温泉の総湯。男湯と女湯が道を挟んで別棟に建つ珍しい造りで、深く熱い(約43℃)浴槽が名物。朝6時45分から夜10時まで、500円。石鹸類は持参を。
黒部峡谷トロッコの起点・宇奈月温泉の駅前にある町の総湯。白を基調にした明るい浴室に黒部川の御影石の浴槽が並び、「日本一透明」といわれる無色透明の弱アルカリ性の湯が満ちる。510円と手頃で、無料の足湯・飲泉・屋上テラスもある。トロッコ乗車の前後に立ち寄りやすい。
北陸新幹線芦原温泉駅から2駅、えちぜん鉄道あわら湯のまち駅前にある市営の日帰り温泉。「天の湯」「地の湯」を男女週替わりで使い、露天・サウナを備える。塩化物泉で湯冷めしにくい。600円と手頃で23時まで営業し、旅館の多いあわらで気軽に入れる貴重な公共浴場。福地鶏の温泉玉子が名物。タトゥーは不可。
北陸新幹線の終点・敦賀駅から車10分の高台にある市の温浴施設。敦賀湾を見下ろす露天風呂と内湯、サウナに加え、水着で入るバーデプール(温泉プール)も備えるので家族連れに人気。単純温泉でくせがなく、湯上がりに和食処と大広間で休める。平日750円で10〜22時、火曜休。関西・名古屋からの北陸旅行の入口に。
寒ブリで知られる氷見漁港のそば、観光市場「ひみ番屋街」に隣接する日帰り温泉。地下1,250mから湧く自家源泉の茶褐色の強塩泉をかけ流しにし、露天風呂からは富山湾越しに立山連峰を望める日もある。10〜23時、土日祝は朝7時から朝風呂。950円。番屋街で海鮮丼や回転寿司を食べてから浸かるのが定番コース。
越前がにで名高い越前海岸の道の駅越前に併設された町営の日帰り温泉。日本海に張り出した露天風呂は水平線に沈む夕日と、夜はイカ釣り船の漁火が名の由来。ぬめりの強い「美人の湯」で、内湯・サウナ付きで大人520円という良心価格。冬は蟹料理と組み合わせる観光客で賑わう。
北陸新幹線・黒部宇奈月温泉駅から車10分、魚津市の一軒宿「金太郎温泉」に併設された大型日帰り温泉。硫黄と塩分をたっぷり含む含硫黄ナトリウム・カルシウム塩化物泉は北陸屈指の濃厚さで、毎分1,800Lの湧出量を誇る。立山の岩を組んだ巨大な岩風呂、露天、炭酸泉、岩盤浴、4室の貸切風呂を備え、年中無休で朝8:30〜23:30と使いやすい。入館1,100円。
宇奈月ダム湖のほとりに建つ市営の日帰り温泉。湖に面した露天風呂から対岸の峡谷を走る黒部峡谷トロッコ電車を眺められる、鉄道ファンにも人気の一湯。シャンプー類・ドライヤー込みで大人510円という良心価格で、肌がなめらかになる弱アルカリ性単純温泉。営業は4月下旬〜12月上旬のみで冬期は休業。宇奈月温泉駅から無料バス「EMU」または車5分。
加賀温泉郷・片山津の柴山潟湖畔に建つ、建築家・谷口吉生設計の全面ガラス張りの共同浴場。湖に向かって開く「潟の湯」と庭園に面した「森の湯」が奇数日・偶数日で男女入れ替わり、大人500円で白山連峰と湖の絶景を独り占めできる。塩分の濃い塩化物泉は湯冷めしにくい。6:00〜22:00と朝早くから開き、2階のまちカフェ(木曜休)では温泉たまごも。加賀温泉駅からバス約10分。
断崖の名勝・東尋坊から車5分、越前加賀海岸国定公園の松林に建つ公共の宿。ガラス張りの内湯と露天風呂「荒磯の湯」から日本海と夕陽を望み、春は桜も楽しめる。日帰り入浴は11:30〜15:00(最終入場)で大人900円、火曜はメンテナンスのため日帰り休止。シャンプー・トリートメントなどアメニティが充実し、タオルはレンタル(310円)か持参。三国港駅から車8分、東尋坊観光と越前がに(11〜3月)の食事の合間に立ち寄りやすい。
越前海岸沿い、水仙の群生地として知られる福井市越廼地区の日帰り温泉。弱アルカリ性の肌ざわりの柔らかな湯で、日本海を望む内湯・サウナ・小さな露天風呂がある。料金は大人640円と手頃で、シャンプー・ボディソープ備え付け。平日10:30〜20:30、土日は9:30〜21:30と長めに営業し、休館は第1・3・5火曜(祝日の場合は翌日)。冬(12〜2月)は越前水仙の花と越前がにの季節で、海岸ドライブの締めに立ち寄る人が多い。福井市街から車で約40分、公共交通はバス本数が少ないので車が現実的。
立山黒部アルペンルートの中心・室堂ターミナルから徒歩約12分、標高2,410mに建つ「日本一高所の温泉宿」。地獄谷から引いた白濁の酸性硫黄泉を100%かけ流しで、窓の外は3,000m級の立山連峰と火山湖みくりが池という別世界。浴室は内湯のみで、日帰り入浴は9:00〜16:00、大人1,100円。館内の喫茶ではブルーベリーソフトやカレーが人気。営業は4月中旬〜11月下旬の開山期間のみで、冬期は休業。雪の大谷(4〜6月)や紅葉(9月下旬〜10月上旬)の時期は特に混む。標高が高く湯も濃いので、長湯は禁物。
開湯1,300年、加賀温泉郷・山代温泉の中心「湯の曲輪(ゆのがわ)」に建つ公共浴場。加賀では共同浴場を「総湯」と呼び、旅館の宿泊客も浴衣で通うのが習わし。老舗「旧吉野屋旅館」の門を移築した入口が目印で、館内は広く清潔、大きな浴槽が一つに加水なしの新鮮な湯(ナトリウム・カルシウム硫酸塩・塩化物泉)がかけ流されている。料金は大人500円、営業6:00〜22:00、第4水曜の午前のみ休み。向かいに建つ明治時代の総湯を再現した「古総湯」(700円)との共通券は900円で、九谷焼のタイルとステンドグラスの浴室と入り比べるのが定番。石けん類は販売のみ。加賀温泉駅からバス約10分。
立山黒部アルペンルートの富山側入口・立山駅から車で約15分、丘陵に広がる「とやま健康の森 グリーンパーク吉峰」の中にある町営の日帰り温泉。無色透明の弱アルカリ性単純温泉は源泉直送で「美肌の湯」と呼ばれ、大浴場のほか野趣ある岩組みの露天風呂、薬湯、サウナを備える。料金は2026年4月から大人750円・子ども380円と手頃で、営業10:00〜21:00(受付20:30)、火曜定休(メンテナンス休あり)。園内にはキャンプ場やバーベキュー場、パークゴルフ、宿泊棟「よしみねハイツ」があり、アルペンルート観光や立山登山の前後泊・下山後のひと風呂にちょうどよい。富山地方鉄道 岩峅寺駅から車約5分、北陸道 立山ICから約20分、駐車場300台。
福井県南越前町、130種以上の花はすが咲く「花はす公園」に隣接する町営の温泉宿。地下約1,000mから湧くアルカリ性単純温泉は肌にしっとりまとわりつく感触で、ゆったりした内湯と庭園風の露天風呂、はすの葉や花を浮かべる名物「はす風呂」、泡風呂・寝湯・サウナを備える。日帰り入浴は大人650円・子ども350円と手頃で、朝8:00から22:00(受付21:00)まで長く開いているのがうれしい。火曜定休(祝日は営業、7月の花はすまつり期間と年末年始は営業)。食事処では舟盛り付きの御膳や「はすうどん」が味わえ、宿泊も可。北陸道 今庄ICから車約5分、JR今庄駅からタクシー約10分と北陸自動車道からのアクセスがよく、越前海岸や敦賀観光の途中で立ち寄りやすい。花はすの見頃は6月下旬〜8月上旬。
金沢駅からバス約50分、金沢の「奥座敷」と呼ばれる湯涌温泉の中心にある共同浴場。開湯1300年、加賀藩主の湯治場として栄え、大正の画家・竹久夢二が恋人と滞在したことでも知られる温泉地で、白鷺が傷を癒していたという伝説が名の由来。館内は木を多用した落ち着いた造りで、無色透明のなめらかなナトリウム・カルシウム塩化物泉が高めの温度で注がれる(露天やサウナはないシンプルな浴場)。料金は大人490円・小学生130円と安く、朝7:00〜22:00と早朝から夜まで開いているため、旅館の外湯めぐりにも、金沢観光の締めにもよい。定休は第3木曜(臨時休あり)。玉泉湖の散策路、夢二館、旅館街の湯宿の食事処と組み合わせて。アニメ「花咲くいろは」の舞台としても知られ、10月には「湯涌ぼんぼり祭り」が行われる。北陸道 金沢森本ICから車約30分、駐車場は少なめ。
富山湾に面した射水市、道の駅「カモンパーク新湊」の隣に建つ日帰り温泉。地下から湧く温泉は溶存成分の量が日本屈指といわれる濃厚な塩化物泉で、市販の炭酸入浴剤の何倍もの遊離二酸化炭素を含むため、温泉ファンの間で「本格派の炭酸塩化物泉」として知られる。茶褐色の湯は塩気と鉄分でよく温まり、内湯・露天・サウナ・水風呂を備える。特徴的なのは営業時間の長さで、朝5:00の早朝風呂から深夜24:00(日曜は23:00)まで開いており、早朝・夜間は割安料金になる。通常料金は大人970円・土日祝1,020円、朝夜は750円・780円、小学生520円。定休は月曜(祝日の場合は営業し翌平日休)と元日。新湊大橋や海王丸パーク、新湊きっときと市場での海鮮とセットにしやすく、北陸道 小杉ICから車約10分、JR小杉駅からコミュニティバス約20分。
福井県大野市の東端、九頭竜湖に近い山あいに立つ市営の温泉保養施設。九頭竜川の清流と山々に囲まれたロケーションで、無色透明でやわらかなアルカリ性単純温泉を内湯と露天風呂で楽しめる。露天からは新緑・紅葉・雪景色と四季の里山を一望でき、冬は雪見風呂に(冬季平日は露天閉鎖の場合あり)。サウナ、休憩広間、食事処を備え、隣にはコテージや九頭竜温泉ホテルフレアール和泉が並ぶ「九頭竜保養の里」の一角。料金は中学生以上 市外800円(市内700円)、3歳以上400円(市内350円)。営業10:00〜21:00、水曜は12:00〜21:00。火曜定休(祝日の場合は翌日)と1月1日休。JR越美北線 越前下山駅から徒歩約17分、中部縦貫道 九頭竜ICからすぐ。道の駅九頭竜や紅葉の九頭竜湖ドライブ、白山・荒島岳登山の帰りに立ち寄りやすい。
養老2年(718年)に泰澄大師が開いたと伝わる北陸最古の温泉地、小松市粟津温泉の中心にある共同浴場。世界最古の宿として知られる「法師」の向かいに建ち、加賀温泉郷(山中・山代・片山津・粟津)の「総湯めぐり」の締めくくりにふさわしい素朴な一軒。無色透明で肌になめらかなナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(弱アルカリ性・高温泉)は熱めで、地元の人と肩を並べて浸かれば体の芯までしっかり温まる。露天風呂やサウナはなく内湯のみのシンプルな造りだが、それだけに湯そのものの良さがわかる。料金は大人500円・小学生150円・幼児70円、営業8:00〜22:00(最終受付21:30)、火曜定休。駐車場10台。JR粟津駅から小松バス粟津温泉行きで「粟津温泉北口」下車徒歩2分、北陸道 加賀ICから車約15分。那谷寺、ゆのくにの森、小松の航空プラザとあわせて。
富山県最東端の朝日町、北アルプスから流れる小川の渓谷奥に一軒だけ建つ開湯400年の湯宿。「子宝の湯」「湯治の湯」として知られ、館内には5種類の湯めぐりがある。最大の名物は温泉成分の湯の華が長年かけて凝固してできた天然洞窟の「天然洞窟野天風呂」で、県の天然記念物に指定された石灰華ドームの中に浸かる体験は日本でもここだけ。渓流沿いの「蓮華の湯」野天風呂、岩風呂、檜桶風呂も備え、炭酸水素塩泉の源泉かけ流しは一度入ればポカポカと温まりが続く。日帰り入浴は9:00〜15:00(受付14:30)、大人1,000円・小学生500円、野天風呂のみなら半額。不定休で、2つの野天風呂は12月1日〜4月中旬の雪解けまで冬季閉鎖。あいの風とやま鉄道 泊駅から車約15分、北陸新幹線 黒部宇奈月温泉駅から約30分(宿泊者送迎あり)、朝日ICから15分。ヒスイ海岸や宇奈月とあわせた新潟県境ドライブの秘湯として。