鶴の湯温泉
乳頭温泉郷で最も古い、江戸時代から続く秘湯の一軒宿。茅葺きの「本陣」の建物と、乳白色の湯が満ちる混浴の大露天が象徴的な風景。日帰り入浴は10時から15時、月曜は露天の清掃で内湯のみ。宿泊は数か月前から予約が埋まる。田沢湖駅から路線バスとアルパこまくさでの送迎を乗り継ぐ。
乳頭温泉郷で最も古い、江戸時代から続く秘湯の一軒宿。茅葺きの「本陣」の建物と、乳白色の湯が満ちる混浴の大露天が象徴的な風景。日帰り入浴は10時から15時、月曜は露天の清掃で内湯のみ。宿泊は数か月前から予約が埋まる。田沢湖駅から路線バスとアルパこまくさでの送迎を乗り継ぐ。
八甲田山中、1684年開湯の国民保養温泉地第1号。160畳の総ヒバ造り混浴大浴場に4つの源泉。毎朝8〜9時は女性専用時間、湯あみ着の販売あり。
鳴子温泉神社の御神湯として千年以上の歴史を持つ共同浴場。総ヒバ造りの浴槽に、丸太の樋から白濁の酸性硫黄泉が滝のように注ぐ。300円、石鹸類は持参。
渓流沿いに200人が入れる階段状の大露天。強酸性硫黄泉が青白く濁る。4月下旬〜11月下旬のみ営業、冬は閉鎖。夏は夜の星空営業も。
大正ロマンの温泉街入口に立つ、建築家・隈研吾設計の共同浴場。細かな湯の花が舞う熱めの湯を500円で。宿泊しない日帰り客が銀山温泉の湯に入れる貴重な場所、受付は15:30まで。
乳頭温泉郷の最奥、茅葺き屋根の湯小屋が並ぶ湯治場。源泉の異なる2つの浴場があり、混浴露天と男女別の内湯・露天で乳白色の硫黄泉を。日帰りは9〜16時と七湯の中で最も長く、冬期(11月中旬〜4月中旬)は休業。
先達川の渓流沿いに立つ、七湯の中で最も洗練された女性人気の宿。茶褐色の「金の湯」と透明な「銀の湯」の2源泉を渓流を見下ろす露天で。日帰りは10時30分〜14時受付と短いので早めに。
昭和23年に早稲田大学の学生が実習で掘り当てた源泉を使う共同浴場。建築家・石山修武の設計による黄色い前衛的な建物が目印で、階段状の「桟敷」を下りて浴室へ。滝の湯とは対照的なモダン共同湯。
高湯通りの最上部に立つログハウス風の共同浴場。蔵王の3つの共同浴場(上湯・下湯・川原湯)はいずれも200円、料金箱に入れる無人方式。洗い場はなく、強酸性の乳白色硫黄泉にかけ湯をして浸かるだけの潔い造り。
銀山温泉の入口に立つ大型旅館。内湯・露天・露天寝湯があり、しろがね湯より広々と入れる貴重な日帰り先。日帰りは11:30〜14:00(受付13:30)・1,500円・木曜休で、休止と再開を繰り返しているため公式サイトで確認を。現金のみ。
磐梯熱海駅から徒歩2分、市営の共同浴場。源泉かけ流しのぬる湯(約36℃)とあつ湯の2槽で、とろりとしたアルカリ性の湯を長く浸かって味わう地元の名湯。入浴料は朝が最も高く、14時から400円、16時から300円と時間帯で安くなる珍しい仕組み。タオル・石鹸はないので持参を。
花巻南温泉峡、豊沢川沿いに建つ築200年を超える木造の湯治宿。宮沢賢治も通った。名物は川に張り出した混浴の露天「大沢の湯」で、女性専用時間もある。日帰りは朝7時から受け付け、湯治屋の湯めぐり(大沢の湯・薬師の湯・かわべの湯)で700円。食事処「やはぎ」で昼酒を楽しむ人も多い。花巻駅から無料送迎バスあり。
青森駅から電車で20分、陸奥湾に面した浅虫温泉の道の駅5階にある展望浴場。大きな窓の向こうに湯の島と湾を見渡し、夕日の時間帯がとくに人気。塩分と硫酸塩を含む湯は湯冷めしにくい。360円と安く、朝7時から夜21時まで年中無休。1階の物産館で青森土産も買える。浅虫温泉駅から徒歩2分。
福島駅から私鉄で25分、松尾芭蕉も浸かったと伝わる飯坂温泉の象徴的な共同浴場。日本最古級の木造共同浴場の姿を1993年に忠実に再現した御影石の浴槽に、45℃を超える熱い源泉がかけ流し。地元の人は水で埋めず、観光客には案内がある。400円、朝6時から。石鹸・シャンプーはなし。9つある共同浴場めぐりの起点に。
花巻温泉郷の最奥、豊沢川沿いに建つ1841年創業の木造旅館。名物は深さ約1.25mの立って入る自噴岩風呂「白猿の湯」で「日本一深い岩風呂」と呼ばれる。5本の源泉を持ち、館内4つの浴場すべてが源泉100%かけ流し。日帰りは800円で10〜21時。白猿の湯は基本混浴だが女性専用時間あり。花巻駅から無料送迎バス(要予約)。
仙台の奥座敷・秋保温泉で唯一の共同浴場。高級旅館が並び日帰り入浴が1,000円を超える秋保で、300円で源泉かけ流しの塩化物泉に入れる貴重な湯。湯元の薬師堂近くにあり、地元の人が中心の素朴な浴室は湯船ひとつ、石鹸類は販売のみ。「入浴は40分以内」の掲示がある。仙台駅からバス約55分、湯元バス停すぐ。
八甲田山の南麓、ブナの原生林に囲まれた一軒宿。浴槽の底に敷いたヒバの板の隙間から源泉が直接湧き上がる「源泉湧き流し」で、空気に触れていない新鮮な湯に浸かれる全国でも希少な温泉。1918年築の総ヒバ造り「久安の湯」は圧巻。日帰り入浴は10〜15時で1,000円、混雑時は早めに終了することも。紅葉で有名な蔦沼の散策路(約1時間)とセットで。冬季は休業。
福島市街から車30分、吾妻山の中腹・標高750mに湧く高湯温泉の共同浴場。浴場はすべて露天で、乳白色の硫黄泉を加水・加温なしでかけ流す。木造りの男湯と岩造りの女湯のほか予約制の貸切露天もある。400年間「源泉かけ流し宣言」を守る温泉地の入口として500円と手頃。木曜休、1時間制。磐梯吾妻スカイラインの起点で、紅葉ドライブと相性がよい。
盛岡駅からバス50分、鶯が傷を癒したという開湯450年の鶯宿温泉にある家族的な温泉ホテル。豊富な湯量を誇る温泉地で、無色透明のアルカリ性単純温泉を源泉かけ流しにした内湯と露天風呂を日帰り600円で利用できる。11〜19時と長く、毎月26日は半額。小岩井農場や雫石スキー場、盛岡観光の帰りに寄りやすい。
pH1.2、日本一の強酸性泉「玉川温泉」の湯を引く近代的な湯治宿。青森ヒバ造りの大浴場に源泉100%・50%・弱酸性など15種の浴槽が並び、体調に合わせて選べる。日帰りは10:00〜15:00で大人1,000円(2026年4月改定)。屋内岩盤浴(800円)もあり、冬季も通年営業で雪見の湯治ができる貴重な施設。田沢湖駅から路線バス約70分。
蔵王連峰の宮城側の玄関口・遠刈田温泉のシンボル的な共同浴場。木造の湯小屋風の建物に、44℃前後の「あつい湯」と42℃の「ぬるい湯」の2槽が並ぶ内湯のみの潔い造りで、開湯400年の源泉をかけ流す。ナトリウム・カルシウム硫酸塩・塩化物泉は切り傷や皮膚病に良いとされ、湯上がりの保温力が高い。大人400円、9:00〜20:30。裏手に源泉と遠刈田神社、前には無料の足湯があり、こけしの里の散策と合わせて。
五能線の旅のハイライト、日本海の波打ち際に湯船が据えられた「海辺の露天風呂」で全国に知られる一軒宿。鉄分で赤茶に濁った塩化物泉が、海と空に溶け込むような開放感を生む。日帰りは大人600円で、海辺の露天は8:00〜16:00(受付15:30)、本館内湯「黄金の湯」は8:00〜20:00。混浴の露天は湯浴み着(有料)着用可、女性専用の露天も隣接。夕日に染まる露天は宿泊者限定なので、日本の夕陽百選の絶景を狙うなら泊まりで。
会津若松市街から車10分、湯川の渓谷に沿って旅館が並ぶ東山温泉の中ほどに建つ自家源泉の宿。滝を望む川沿いの露天風呂と大浴場が日帰りでも使え、大人1,100円(ミニタオル付)、13:00〜20:00。貸切展望風呂(大人1,650円)や日帰りランチプランもある。1,300年の歴史をもつ東山温泉は竹久夢二や与謝野晶子が逗留した奥座敷で、鶴ヶ城・白虎隊の飯盛山観光の締めくくりに立ち寄りやすい。混雑時は受付時間短縮あり。
栗駒山の北麓、標高1,126mに湧く東北屈指の高地温泉。毎分6,000リットルという湯量が川のように流れ、pH2前後の強酸性明礬緑礬泉は白い湯の花を伴い、肌にピリッとくる本格派。名物の大露天風呂「大日湯」は岩山を背にした開放的な造りで、日帰りは6:00〜21:00(水曜は20:00まで)大人900円。内湯・名物の蒸し風呂「おいらん風呂」は9:00〜16:00。標高が高いため冬期(11月上旬〜5月上旬)は道路とともに閉鎖される季節営業。一ノ関駅からバス約95分「須川温泉」終点すぐ、栗駒山登山口でもあり紅葉期(9月下旬〜10月上旬)は特に人気。
乳頭温泉郷の路線バス終点にある、ブナの原生林に囲まれた一軒宿。名の由来は近くの沢に沢蟹が多かったことから。乳頭温泉郷では珍しい無色透明の重曹炭酸水素塩泉で、白い湯の花が舞う優しい肌ざわり。宿舎から約50m離れた林の中にある混浴露天風呂「唐子の湯」が名物で、雪見の季節は幻想的。ほかに木風呂と岩風呂の男女別内湯がある。日帰り入浴は9:00〜16:30で大人800円。7つの宿を巡れる「湯めぐり帖」(2,500円・1年有効)の対象で、鶴の湯・妙乃湯などと組み合わせるのが定番。田沢湖駅からバス約50分「乳頭温泉」下車すぐ。
仙台駅から車40分、広瀬川上流の作並温泉にある大型温泉ホテルで、予約不要の日帰り入浴を朝と午後の2部制で受け付ける。営業は7:00〜10:00と15:00〜24:00(最終受付22:00)で、料金は平日大人900円・土日祝1,200円(繁忙日1,400円、税・入湯税込)、タオルは330円でレンタル。渓流を望む露天風呂と広い内湯があり、17:00〜21:30の入浴付きディナーバイキング(平日4,200円〜、要予約)を組み合わせると夕食+温泉の半日プランになる。仙山線 作並駅から送迎あり(要確認)。ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所見学とセットで訪れる人が多い。
宮城県白石市、600年以上前に里人が鎌の先で掘り当てたと伝わる山あいの湯治場・鎌先温泉で、1789年(寛政元年)創業の木造旅館。「奥羽の薬湯」と呼ばれる鉄分を含む硫酸塩泉は茶褐色に色づき、切り傷や打ち身に効くと湯治客に信頼されてきた。黒光りする廊下、ガラス障子、湯治部の面影を残す館内はレトロ好きにたまらない。日帰り入浴は11:00〜14:00で大人800円、タオル持参。白石蔵王駅から車15分、白石城や弥治郎こけし村、蔵王エコーラインの入口として立ち寄りやすい。混雑や清掃で受け入れを止める日があるため事前に電話を。
安達太良山の中腹、標高約600mの岳温泉街の中心にある公衆浴場(素泊まり自炊宿を兼ねる)。全国でも珍しい酸性泉で、源泉から約8kmを引き湯する間に湯もみされ、乳白色に濁った湯はぴりっとした肌ざわり。地下の大浴場は内湯のみだが源泉かけ流し100%。日帰り入浴は10:00〜19:00受付で大人400円、火曜定休。温泉街の坂道にはニコニコ共和国時代の面影が残り、無料の足湯もある。二本松駅からバス約25分。安達太良山登山やスキーの帰りに立ち寄る客が多い。
八幡平国立公園の山あい、ブナとナラの原生林に囲まれた「日本秘湯を守る会」の一軒宿。露天風呂の湯は緑がかった乳白色という珍しい色で、単純硫化水素泉のかけ流し。混浴露天と女性専用露天、男女別内湯があり、露天からは日本初の地熱発電所の蒸気がのぞく。日帰り入浴は8:30〜19:00(最終受付18:00)で大人700円、大広間休憩付きは10:00〜15:00で900円。通年営業で、冬は深い雪に埋もれた露天が名物。盛岡駅から岩手県北バス松川温泉行きで約1時間50分、終点下車すぐ。
開湯1,200年、山形県大蔵村のカルデラの底に旅館が肩を寄せ合う湯治場・肘折温泉。その温泉街のちょうど真ん中に建つ、外来者が入れる唯一の共同浴場が「上の湯(かみのゆ)」。番台のある小さな浴場で、ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉のやや熱めの湯がかけ流され、湯船の隅には薬師様が祀られている。料金は大人400円(温泉街の宿泊者は無料)で、営業は8:00〜18:00(冬期は17:00まで)、木曜午前は清掃のため入浴不可。毎朝5〜6時頃から立つ朝市(4〜11月)と組み合わせるのが肘折流。冬は日本有数の豪雪地帯で、雪の壁に囲まれた温泉街を歩くだけでも旅情がある。新庄駅からバス約55分。
青森県黒石市、400年以上の歴史をもつ温湯(ぬるゆ)温泉の中心に建つ共同浴場。周囲を「客舎(きゃくしゃ)」と呼ばれる素泊まりの湯治宿が取り囲み、宿に内湯はなくみな共同浴場に通うという、東北でも珍しい湯治場の形が残る。浴室は銭湯のように広く、ナトリウム塩化物・硫酸塩泉を加水せず独自の方法で冷ました源泉100%のかけ流しで、熱めとぬるめの2槽。料金は大人350円、営業は朝5:00〜22:00(受付21:30)と長く、無休(4・11月に臨時休あり)。石けん類はなし。名物のこけし工人の工房や、津軽こけし館も近い。黒石駅からバス約25分。
八幡平の秋田側、標高約1,000mの噴気地帯に建つ一軒宿。「馬で来て足駄で帰る」と謳われた東北屈指の湯治場で、オンドル式の湯治棟でも知られる。大浴場には名物の箱蒸し風呂、泥湯、打たせ湯、火山風呂、露天風呂など7種類の浴槽が並び、白濁した酸性の硫黄泉が湧く。日帰り入浴は10:30〜15:00(受付14:00)で大人800円、火曜定休(メンテナンス休あり)。宿の裏手には泥火山や噴気孔をめぐる「後生掛自然研究路」(一周約40分)があり、地熱を肌で感じられる。田沢湖駅から八幡平頂上行きバスで約1時間55分(例年4月下旬〜10月中旬運行)、冬は鹿角花輪駅からの路線バスや車で。
日本海に面した山形・庄内の海辺の温泉地・湯野浜温泉。その温泉街中心のロータリーに建つコミュニティセンター「コスパ」1階にある市営の共同浴場で、地元の人の日常の湯。湯野浜の各源泉を混合したナトリウム・カルシウム塩化物泉を、加水のみのかけ流しで使い、内湯一つの潔い造り。料金は大人400円、営業は朝6:00〜7:00と10:00〜21:30の二部制、休みは第2・4木曜。石けん・シャンプーは200円で販売、タオルは100円。浴場を出れば砂浜まで徒歩2〜3分で、夕日の名所として知られる湯野浜海岸の日没を見てから入るのがおすすめ。鶴岡駅からバス約35分。
安達太良山の中腹、標高約600mの岳温泉を代表する92室の老舗旅館。源泉は8km離れた山中のくろがね小屋付近から引湯し、湯畑で自然に冷ましながら流れてくるため湯もみ不要の適温になった全国的にも珍しい酸性泉(単純酸性泉)で、肌を引き締める爽快な浴感がある。大浴場「俳句の湯」と露天「月見の湯」「花見の湯」で安達太良の山並みを望む。日帰り入浴は大人1,000円・子ども500円で12:00〜20:00(最終受付19:30。水曜は15:00から、土曜・休前日は12:00〜16:00)、混雑時は入場制限あり。ビュッフェ付き日帰りプランも人気。二本松ICから車約15分、JR二本松駅から路線バス約25分。ヒマラヤ大通りの桜並木や智恵子の故郷めぐりと合わせて。
八幡平アスピーテラインの頂上近く、標高1,400mに建つ東北最高所の温泉宿。営業はゴールデンウィークから10月下旬までの期間限定で、冬は雪に閉ざされる。斜面に点在する5つの混浴露天風呂(女性専用露天と男女別内湯もあり)は、足元の地面から直接湧く硫黄泉が白濁し、底に沈む泥を肌に塗る「泥パック」が名物。眼下に岩手山と樹海、朝は雲海や朝焼けを望み、まさに雲上の湯。泉質は単純硫黄泉で湯温はぬるめから熱めまでさまざま。日帰り入浴は大人650円・小学生以下350円、8:00〜18:00と長く受け付け、八幡平山頂トレッキングの帰りに立ち寄る人でにぎわう。露天は混浴のため湯浴み着・タオル巻き可。盛岡駅からバス約2時間、東北道 松尾八幡平ICから車約40分。携帯はつながりにくい。
青森・秋田県境に近い平川市碇ヶ関の山あい、林道の先に一軒だけ建つ秘湯。毎分500リットルともいわれる豊富な湯量を誇り、湯船からあふれた湯が洗い場の床一面を川のように流れる「ドバドバかけ流し」で全国的に名高く、温泉ファンの投票企画で日本一に選ばれたこともある。ナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩泉は薄い黄褐色で鉄と金気の香りがし、床に横たわって流れる湯に体を浸す「トド寝」がこの湯の楽しみ方。長らく休業していたが2025年12月にリニューアルオープンし、日帰り入浴は大人600円・小学生200円、営業9:00〜20:30。宿泊は朝食付きか素泊まり。碇ヶ関駅・湯の沢まで送迎に対応してくれる(要事前連絡)。設備は素朴で、営業日・時間は変動することがあるので電話や公式SNSで確認を。JR碇ヶ関駅から車約15分、東北道 碇ヶ関ICから約15分、冬は積雪に注意。
乳頭温泉郷へ向かう道の途中、田沢湖高原の水沢温泉郷を代表する立ち寄り湯。乳頭の秘湯にくらべて知名度は低いが、湯量豊富な含硫黄−カルシウム・マグネシウム−硫酸塩・塩化物泉を源泉かけ流しで使い、青みがかった白濁の湯は「ツルツルしっとり」と女性にも評判。最大の特徴は深さ約1mの立って浸かる露天風呂で、この深さの露天はこの一帯でも2か所しかない。男女別に内湯2つと露天2つがあり、打たせ湯も常時使える。料金は大人900円・小学生以下無料、営業10:00〜20:00(閉館21:00)、不定休(GW・お盆・年末年始は営業)。宿泊も可能で、乳頭温泉が混み合う季節の代替や、田沢湖スキー場・秋田駒ヶ岳登山の帰りにちょうどよい。JR田沢湖駅から羽後交通バス乳頭温泉行き約25分「水沢温泉郷」下車すぐ、駐車場60台。
福島駅からバス約40分、吾妻連峰のふところに湧く土湯温泉の温泉街の中心にある公衆浴場。2018年に建て替えられた木の香る建物で、荒川の渓流に面したロケーション。アルカリ性炭酸水素塩泉を加温・循環なしの源泉かけ流しで使い、無色透明でやわらかいが湯温はかなり熱めなので、加水して好みに調整するのが土湯流。男女別の内湯に加え、貸切風呂(1,500円)もあるので家族やカップルでも使いやすい。料金は大人500円・子ども250円、営業9:00〜21:00(受付20:30)、火曜定休(年末年始は営業)。温泉街には足湯や土湯こけしの工房、源泉の湯けむりが上がる「荒川源泉」や共同の「かじかの湯」もあり、こけしの絵付け体験とあわせて散策すると半日楽しめる。無料駐車場82台。福島西ICから車約20分、磐梯吾妻スカイラインの入口としても便利。
花巻温泉の奥、狭い谷筋に湯宿が寄り添う古い温泉街・台(だい)温泉にある木造の日帰り温泉。開湯600年を超える台温泉は源泉の数が多く高温で知られ、ここでも源泉かけ流しの熱めの湯を、10人も入ればいっぱいの浴槽と5つの洗い場という小さな浴室で味わう。休憩所も売店もない潔い造りだが、朝6:00から22:00(受付21:30)まで年中無休で開き、料金は大人480円・小学生250円——値上げの時代にあえて値下げして話題になった良心的な湯。シャンプー・ボディソープは備え付け。隣接する手打ちそば処(昼のみ・要予約)で食事もできる。花巻温泉から車で10分足らず、JR花巻駅からタクシー約20分、駐車場30台。大型ホテルが並ぶ花巻温泉とは対照的な、湯治場の空気が残る台温泉を手軽に体験できる一湯。
仙台駅から車で約40分、広瀬川の上流に開けた「仙台の奥座敷」作並温泉の入口にある日帰り温泉。大型旅館が多い作並で、宿泊なしで気軽に立ち寄れる貴重な施設で、宿泊棟も併設する。浴場はこぢんまりしているが、天然温泉100%の源泉かけ流しで、無色透明のやわらかな湯が静かにあふれる。別料金の天然石の岩盤浴とのセットプラン(大人2,000円)もあり、女性用パウダールームには化粧品やフェイスマスクまで備えられ、風呂上がりの支度がしやすいと好評。日帰り入浴は大人800円・子ども600円(1時間以内の短時間料金500円あり)、営業10:00〜19:00(受付17:00)、水・木曜定休。バスタオルなどの貸出あり。仙山線 作並駅から車約5分、仙台市営バス「作並温泉入口」下車すぐ。ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所の見学や、秋の鳳鳴四十八滝の紅葉とあわせて。
山形新幹線かみのやま温泉駅から徒歩約10分、城下町・宿場町として栄えた上山(かみのやま)温泉の温泉街に残る共同浴場のうち、最も歴史の古い湯。江戸初期の1624年に現在地へ移され、沢庵禅師も浸かったと伝わる。大きな浴槽は「あつ湯」と「ぬる湯」に分かれ、無色透明のナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩泉が源泉かけ流しで注がれる。石畳の洗い場、番台のある昔ながらの造りで、入浴料は大人150円・小学生100円(洗髪は別途100円)と驚きの安さ。2階の畳敷き広間は1日300円で休憩に使える。営業6:00〜22:00(12〜2月は6:30〜、受付21:30)、無休。上山城、武家屋敷通り、足湯5か所をめぐる街歩きの途中に、地元の人と一緒に朝湯や夕湯を。山形市内から車約25分、蔵王温泉からも約40分。石けん類の備え付けはないので持参を。駐車場は向かいの商店街駐車場を利用。
弘前の南、開湯800年の歴史をもつ大鰐温泉の玄関口にある町営の地域交流センター。JR・弘南鉄道の大鰐温泉駅から徒歩約2分と鉄道旅にも便利で、日帰り温泉「鰐の湯」は内湯・露天風呂・泡風呂・サウナを備える。無色透明のナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉は体の芯まで温まり、冬は雪見の露天に。料金は一般大人550円・小人270円(町民は400円/200円)と手頃で、営業9:00〜22:00と長いのが強み。予約制の家族風呂「はぎかつら」「かわせみ」は1時間単位で利用できる。第3木曜定休。館内には産直コーナー、無料の休憩スペース(テーブル・畳)、昼のみ営業の食事処があり、名物「大鰐温泉もやし」を使った料理や土産も。無料駐車場80台。弘前市内で夕食後に立ち寄れる時間帯まで開いているので、弘前城や大鰐スキー場観光の拠点に。
秋田駒ヶ岳の8合目行きバスの発着点にあたる、仙北市の複合施設「アルパこまくさ」内の日帰り温泉。秋田駒ヶ岳情報センターと火山防災ステーションを併設し、登山者や田沢湖観光の途中で立ち寄る人でにぎわう。「自然ふれあい温泉館」には岩造りとヒバ造りの2種類の展望露天風呂があり、眼下に日本一深い田沢湖の瑠璃色の湖面と、雄大な山並みを一望。乳頭温泉郷や水沢温泉郷と同じ山系に湧く単純硫黄泉は白濁し、ほのかな硫黄の香りとともに冷えた体をしっかり温める。料金は大人550円・小学生300円と手頃。営業は4〜11月9:00〜19:00(受付18:00)、12〜3月9:30〜17:30(受付17:00)、木・金曜は9:00〜18:00。無休だが11〜4月は木曜定休。休憩コーナーと軽食あり、大型駐車場完備。JR田沢湖駅から羽後交通バス乳頭温泉行き約35分「アルパこまくさ」下車。乳頭温泉郷への往復や秋田駒ヶ岳登山の汗流しに最適。
会津若松の南、阿賀川(大川)の渓谷にひらけた芦ノ牧温泉で随一の規模を誇る老舗旅館。ロビーで三味線の生演奏が響く吹き抜けの「浮き舞台」は、人気アニメの舞台を思わせると話題になった。自慢は渓谷に張り出した「絶景露天風呂」で、眼下に大川の流れと四季の山肌を一望、秋の紅葉と冬の雪景色はとりわけ見事。無色透明のナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉はよく温まり湯冷めしにくい。日帰り入浴は11:00〜15:00(受付14:00まで)、大人1,800円・3〜12歳900円(税・入湯税込、フェイスタオル付)。年中無休。空中露天風呂は45分3,300円で貸切利用でき(13時・14時各2組)、個室昼食付きの日帰りプラン(5,500円〜)も人気。無料駐車場150台。会津鉄道 芦ノ牧温泉駅から送迎あり、磐越道 会津若松ICから国道118号経由で車約40分。大内宿・塔のへつり観光の途中に。
盛岡駅から車で約25分、御所湖のほとりに旅館が並ぶ「盛岡の奥座敷」つなぎ温泉を代表する大型ホテル。湖に面した「南部曲り家の湯」は南部地方の民家建築を模した趣ある大浴場で、湖畔に開けた露天風呂からは御所湖と岩手山の眺めが広がり、朝夕の光の移ろいが美しい。もうひとつの大浴場「ひとりしずかの湯」は石庭を眺める落ち着いた造りで、時間帯で男女が入れ替わる。無色透明のアルカリ性単純温泉は肌ざわりがやわらかく、サウナも併設。日帰り入浴は平日11:00〜16:00(受付15:00)、土日祝は11:00〜14:00(受付13:00)と短めで、料金は大人平日1,200円・土日祝1,400円、小学生600円。定休日はないが温泉清掃日や混雑時には受付不可・時間短縮があるため事前確認がおすすめ。館内にレストラン、売店、ラウンジがあり、無料駐車場も広い。盛岡駅西口から岩手県交通バスつなぎ温泉行き約30分、東北道 盛岡ICから国道46号で約15分。小岩井農場や盛岡手づくり村とあわせて。