
秋田県 · 乳頭温泉郷
鶴の湯温泉
乳頭温泉郷で最も古い、江戸時代から続く秘湯の一軒宿。茅葺きの「本陣」の建物と、乳白色の湯が満ちる混浴の大露天が象徴的な風景。日帰り入浴は10時から15時、月曜は露天の清掃で内湯のみ。宿泊は数か月前から予約が埋まる。田沢湖駅から路線バスとアルパこまくさでの送迎を乗り継ぐ。
- 料金(大人)
- 700円
- 営業時間
- 日帰り 10:00–15:00
- 定休日
- 無休(月曜は露天風呂清掃のため内湯のみ・祝日の場合は翌日)
- アクセス
- JR田沢湖駅からバス+送迎
- 泉質
- 硫黄泉
- タトゥー
- 要確認
- 泉質(4源泉)
- 白湯(Na-塩化物・炭酸水素塩泉 硫化水素型 59.6℃ pH6.6・混浴露天と同じ)/黒湯(含硫黄-Na-塩化物・炭酸水素塩泉 58.7℃)/中の湯(含硫黄-Na・Ca-塩化物・炭酸水素塩泉 45.1℃)/滝の湯(打たせ湯 51.7℃)。いずれも青みがかった乳白色、源泉かけ流し・加温なし・塩素消毒なし
- 日帰りで入れる浴槽
- 混浴大露天風呂(足元湧出・冬期も営業)、女性専用露天風呂、男女別内湯「白湯」「黒湯」「中の湯」、打たせ湯「滝の湯」。月曜(祝日は翌日)は露天清掃のため内湯のみ。宿泊者専用の貸切風呂は日帰り不可
- 料金
- 大人700円・小学生300円・未就学児(3歳以上)100円。現金のみ。タオル販売あり。休憩は椅子の待合のみ、食事は別館「山の宿」で山の芋鍋定食など
- 電話
- 0187-46-2139
- 公式サイト
- www.tsurunoyu.com ↗
- Googleマップで開く
- Google Maps ↗
基本情報
この温泉地に泊まる
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ここが特徴
- 江戸時代から続く秘湯
- 乳白色の混浴大露天
- 日帰りは10–15時
歴史と風景
乳頭温泉郷7湯のなかで最も古く、江戸時代の寛永年間(1624〜44年)には秋田藩主・佐竹義隆が湯治に訪れた記録が残り、寛文元年(1661年)には湯宿として営業していたとされます。地元の猟師が傷ついた鶴が湯で傷を癒すのを見つけたという開湯伝説が名前の由来。茅葺き屋根の長屋「本陣」は藩主警護の武士が詰めた建物で、いまも囲炉裏付きの客室として使われています。ブナの原生林に囲まれた沢沿いに湯小屋が点在し、冬は2〜3mの雪に埋もれた茅葺きと乳白色の露天風呂の対比が「日本の秘湯」の代名詞的な光景として知られます。「日本秘湯を守る会」の会員宿で、宿泊は数カ月先まで満室になることも多い一方、日帰り入浴は10〜15時に受け付けており、混浴大露天風呂を含むほぼすべての湯に入れます。
入り方・設備・注意点
- 湯小屋は複数に分かれ、内湯(白湯・黒湯・中の湯)はそれぞれ脱衣所が別。全部入るなら女性は3回、男性は2回着替えることになる。時間に余裕を持って。
- 混浴大露天風呂は湯あみ着・水着・タオル巻き不可。ただし女性は「中の湯」の浴室から岩陰伝いに直接お湯の中へ入れる動線になっており、湯が乳白色で体が見えにくいため初めてでも入りやすい。混浴が苦手なら女性専用露天風呂へ。
- 洗い場は簡素でシャワーはほぼなし。石けん・シャンプーの備え付けなし、ドライヤーなし。タオルは持参が基本(販売あり)。
- 露天風呂は足元の砂利から湯が湧いており、場所によって温度が違う。湯口付近は熱く、端はぬるい。
- 硫黄泉のため銀製品は変色、湯上がりは匂いが残る。強い成分ではないが、長湯で湯あたりしやすいので休憩を挟む。
- タトゥーは禁止の明示なし(秘湯宿の慣例として周囲への配慮を)。
- 現金のみ。携帯電話は圏外になりやすい。冬期(11月下旬〜4月)は道路が凍結・積雪するのでスタッドレス必須、送迎バスの利用が安全。
- 日帰りは10〜15時のみで、宿泊客のチェックイン後(15時以降)と朝は入れない。紅葉期・冬の週末は昼前後に混むので、10時の受付開始直後が狙い目。
アクセスと乳頭温泉郷めぐり
秋田新幹線・田沢湖駅から羽後交通バス乳頭線(アルパこまくさ行き)で約35分「アルパこまくさ」下車、そこから鶴の湯の送迎バスに乗り換えて約10分(宿泊者・日帰り客とも利用可、要事前連絡)。路線バスの「鶴の湯温泉入口」からは未舗装路を徒歩約35分(約3km)で、冬は現実的ではありません。車は田沢湖駅から約40分、東北道・盛岡ICから約1時間30分、駐車場は無料。乳頭温泉郷には鶴の湯のほか妙乃湯・黒湯・蟹場・孫六・大釜・休暇村の7湯があり、宿泊者向けの「湯めぐり帖」(2,500円・1年有効)で全湯を巡れます。日帰りなら鶴の湯+黒湯(10〜16時、冬期休業)または妙乃湯(10〜15時、火曜休)の2湯を組み合わせるのが定番です。
訪問前のヒント
- タトゥーの方針は公式に明記されていません。受付で確認するのが確実です。
- 混浴エリアがあります。湯あみ着や女性専用時間の有無は施設ページの説明をご確認ください。
- 旅館の日帰り入浴は時間帯が限られ、繁忙期は休止されることがあります。当日朝に電話確認を。
- 料金は券売機・現金が基本です。小銭を用意してください。
- 最終受付は閉館の30〜60分前です。
設備・特徴
✔ 営業確認: 2026-09 公式・現地掲示 (日帰り大人700円/小学生300円, 10:00–15:00, 月曜は内湯のみ)
料金・時間は変更されることがあります。訪問前に公式情報をご確認ください。
同じエリアの湯
黒湯温泉(乳頭温泉郷)
乳頭温泉郷の最奥、茅葺き屋根の湯小屋が並ぶ湯治場。源泉の異なる2つの浴場があり、混浴露天と男女別の内湯・露天で乳白色の硫黄泉を。日帰りは9〜16時と七湯の中で最も長く、冬期(11月中旬〜4月中旬)は休業。
乳頭温泉郷 妙乃湯
先達川の渓流沿いに立つ、七湯の中で最も洗練された女性人気の宿。茶褐色の「金の湯」と透明な「銀の湯」の2源泉を渓流を見下ろす露天で。日帰りは10時30分〜14時受付と短いので早めに。
新玉川温泉
pH1.2、日本一の強酸性泉「玉川温泉」の湯を引く近代的な湯治宿。青森ヒバ造りの大浴場に源泉100%・50%・弱酸性など15種の浴槽が並び、体調に合わせて選べる。日帰りは10:00〜15:00で大人1,000円(2026年4月改定)。屋内岩盤浴(800円)もあり、冬季も通年営業で雪見の湯治ができる貴重な施設。田沢湖駅から路線バス約70分。