温泉用語60 ― 看板・案内・成分表を読むための辞典

「源泉かけ流し」「加水」「循環」の違いが分かれば湯の質が読める。施設・湯・浴場・料金の4分野で60語。

1. 施設の種類

用語読み意味
旅館りょかん和室・食事付きの宿
湯治場とうじば長期滞在して療養する温泉。自炊部がある
共同浴場きょうどうよくじょう地元管理の浴場。外湯とほぼ同義
外湯そとゆ温泉街の公共浴場。対して宿の風呂は「内湯」
日帰り温泉ひがえりおんせん宿泊なしの入浴施設
立ち寄り湯たちよりゆ旅館が日帰り客に開放する入浴
スーパー銭湯都市型の大型入浴施設。温泉でないことも
秘湯ひとう山奥の一軒宿。「日本秘湯を守る会」
足湯あしゆ足だけ浸ける無料の湯
砂湯・蒸し湯すなゆ・むしゆ指宿の砂蒸し、別府の蒸し湯

2. 湯の質を読む

用語意味
源泉かけ流し源泉を加水・加温・循環なしで流し捨てる。最高評価
加水水を足して温度を下げる。熱すぎる源泉では必要
加温ボイラーで温める。ぬるい源泉で必要
循環(ろ過)湯を濾過して再利用。塩素消毒を伴うことが多い
消毒塩素等。法律上、循環では必須
湧出量毎分◯リットル。多いほど新鮮
泉温源泉の温度。25℃以上または成分基準で温泉
pH2以下:強酸性(草津・玉川)/8.5以上:アルカリ性(美肌の湯)
にごり湯白濁・茶褐色・緑など。硫黄泉・鉄泉に多い
湯の花湯に浮く成分の結晶。汚れではない
泉質名単純温泉/塩化物泉/炭酸水素塩泉/硫酸塩泉/硫黄泉/酸性泉/含鉄泉/二酸化炭素泉/放射能泉/含よう素泉
適応症・禁忌症効くとされる症状/入ってはいけない症状
美肌の湯一般に炭酸水素塩泉・アルカリ性単純泉・硫酸塩泉を指す
温泉分析書脱衣所に掲示義務。上記の全項目が載る

3. 浴場で見る言葉

用語意味
男湯・女湯「男」「殿」青のれん/「女」「姫」赤のれん。入れ替え制に注意
脱衣所服を脱ぐ場所
洗い場座って体を洗う場所。カラン=蛇口
かけ湯入る前に体に湯をかける
内湯・露天風呂・野天風呂屋内/屋外/屋根も塀もほぼない屋外
貸切風呂・家族風呂予約制で1組が独占
客室露天部屋についた露天風呂
湯浴み着混浴用の入浴着
混浴男女同じ浴槽
打たせ湯上から落ちる湯
寝湯寝転んで浸かる浅い湯
壺湯1人用の陶器風呂
サウナ・水風呂・外気浴「ととのう」の3点セット
岩盤浴温めた石の上に寝る。水着や館内着着用
清掃中・入替中入れない時間帯
女性専用時間混浴で女性だけの時間

4. 料金・手続き

用語意味
入浴料入場料。大人/小人(小学生)/幼児
入湯税1人1泊150円程度。宿泊料に加算される市町村税
タオルセットフェイスタオル+バスタオル。レンタルか販売
手ぶらセットタオル+アメニティ込みの料金
湯めぐり手形複数の外湯や旅館に入れる共通券
回数券10〜11枚綴りの割引券
券売機入浴券の自販機。千円札・小銭
受付番台とも。鍵を渡され、帰りに返す
下足箱靴を入れる鍵付き箱。100円返却式が多い
一泊二食夕食・朝食付きの宿泊
素泊まり食事なしの宿泊
チェックイン15:00・アウト10:00旅館の標準
日帰りプラン昼食+入浴+部屋休憩のセット
定休日休みの曜日。「不定休」=決まっていない
臨時休業予告なしの休み。電話確認を